はじまり
OUR BEGINNING
アパレルブランドと、ファッション関係のメディアの仕事をしてきた夫婦が、ふたりでつくったブランドが“The Letter（ザ・レター）”です。
ずっとファッションに携わってきた私たちが、歳を重ね、時代の変化の中で選んだのが「犬のことだけを考える仕事」。
もちろん犬が、動物が大好きだからです。
今は２ひきの犬と暮らしていますが、未だ拭えないのが、空へ行った２ひきへの「ごめんね」の気持ち。本当に仕事ばかりしていた頃のことです。
「こうしてあげたかった」「もっとちゃんといっぱい“大好き”って言えばよかった」そんなことをつい思ってしまいます。
そんな想いを感謝に変えて、心を注ぎたいと思ったのが、このブランド。
動物を愛する人たちが、いろんな形で“だいすき”の気持ちを“伝える”ことができるように。自分たちもそういられるようにと。
The Letterをつくりました。
商品開発について
OUR PLANNING...
はじめてから気づいた誤算は、アパレル関係のコネクションや知識があったら余裕かな、と思っていたことが、案外通用しないことだらけだったこと。
例えば、すべては手仕事から生まれるもの。人の服をつくるのに縫製、加工、測り方、物にもよりますが、１～３cmの誤差は許容範囲とされるのだけど、小さなドッグウェアだとそれがものすごい影響となってしまいます。
私たちがこだわる、いろんな犬種がストレス少なく着られる伸びのいい生地を選ぶほどそれは大きく、考え方ややり方を大きく改めることからはじまりました。
そして、自分が試着して見極められないこと、彼らが「この生地いいね」とか、「ここがイヤ」とか、明確な感想を言ってくれないのも不安材料でした。
そんな中、ひとつの指針は、４ひきめにしてとにかく怖がりで神経質なサンという犬の存在。何を着用させても「かわいい」と言えばニコニコしてくれる兄犬エルと違って、その評価は無言かつ厳しめ。
知り合いの犬たちにも協力してもらって商品開発をしていますが、最後の認印を押してくれるのは、サンちゃんです。
とにかく犬たちが快適なもの、彼らのためになるもの、一緒に楽しくなるものを！
いつもそんな目線で、丁寧にプロダクトをつくっています。
これから
OUR FUTURE
The Letterを立ち上げて、とっても幸せです。
自分の家の子だけでなく、いろんなわんちゃんに想いを寄せることで、犬みんなが確実に愛しくなりました。
彼らに触れる飼い主さんの“やさしい手”を見たり、その関係性に触れると、胸が温かいもので満たされます。
とても幸せな仕事を選べたな、と思っています。
だからこれからもずっと、意味を持つものをつくりたい。
暑いとか寒いとか、道路事情とか、犬に向けらえる社会の目線とか……。
犬たち、動物たちを取り巻く環境を日々見ていると、まだまだ必要と感じること、つくりたいものは山積み。それを粛々と考えて育てていきたいと思います。
そして、運が悪く幸せからはぐれてしまった子。保護動物たちのことを忘れないため。The Letterの保護活動支援プロジェクト“WAGTAIL EFFECT（ワグテイルイフェクト）”も、ずっと続けるように。
それが目標です。
最後に
LASTLY
まだまだ小さなブランド。
協力してくれる人たち、応援してくれる人たち、お客様みんなへ、感謝ばかりです。
この場を借りて、ありがとうございます。
これからもThe Letterをよろしくお願いします。
THE LETTER FAMILY
WHO WE ARE
YOSHIO ONISHI（大西良夫）
2002年より、109ブームにネイティブファッションという新風を吹き込んだ、アパレルブランドgoaの
ディレクター～CEOを務める。
2018年の解散後、現在のオハリコトーキョー株式会社を設立。アパレル事業UNBLEACHEDを立ち上げた後、念願のペット&ライフスタイルブランド“The Letter”をプロデュース。今に至る。
HIMIKO NABESHIMA（鍋島日御子）
The Letterディレクター。
広告代理店に勤務ののち、フリーライター、アートディレクターに転身。
ファッション誌や、モデルのファッションブック、有名アパレルブランドのカタログなど多くに携わり、今に至る。
OUR FAMILY
Angel (エンジェル）
Lucky（ラッキー）
Elle（エル）
Sun（サン）